紙パック方式と、サイクロン方式。
現在の日本における掃除機の主流であるこの2つの掃除機には、それぞれにメリット、デメリットがあります。
まず紙パック方式ですが、30年以上の歴史を誇り、尚且つ主流でいられるという時点で、既にひとつの完成形であるといえます。
何より大きな特徴は、その理に適っている構造です。
紙パックを配置することでそれ自体がフィルターの役割を果たすため、ニオイや細かいホコリもシャットアウトしてくれます。
また、紙パックにゴミが溜まったら、簡単に捨てることができる点も魅力です。
ゴミに直接触れることなく捨てられるので、衛生面でも優れています。
さらには、価格も安価でお手頃という点も大きなメリットといえます。
ただ、その反面紙パックにゴミが溜まりすぎると吸引力が大幅に低下し、故障の原因となるケースもあります。
また、掃除機から出る排気のニオイや粉塵もデメリットといえるでしょう。
一方、サイクロン方式の掃除機は、排気に関しては非常にクリーンです。
また、紙パックを使わないので、ランニングコストの面では優秀です。
吸引力の持続という点でも、紙パック不要という要素は大きなメリットがあります。
しかしながら、ゴミ捨ての際にホコリが舞いやすい、ゴミが集まるダストカップ部分の掃除が必要などというデメリットもあります。
分離が不完全だと塵がフィルターに詰まり、吸引力の低下にもつながります。
こうしてみていくと、紙パック方式は手を汚したくない人におすすめ、サイクロン方式は部屋をクリーンにしたい人におすすめの商品といえるでしょう。